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プレゼント [猫]

ブログがご無沙汰になり、申し訳ありません(が、常套句になりつつあり、さらに反省)。

お知らせがひとつ。
隔月の猫雑誌、「猫びより」にポツポツと記事を書いています。
今号は、ロンドンの猫の像についての小さな記事です。
ある人物にかかわった猫たちの像です。
ぜひ記事をお読みください。

そして、今号では雑誌創刊100号記念ということで、猫グッズや
キャットフードなどに加えて、
雑誌に登場したライターやイラストレーター、カメラマンの方々からの
読者プレゼントがどっさりあります。
http://necobiyori.jp/
あの岩合光昭さんや新美敬子さんや、私の大好きなミロコマチコさんなど
著名な方々のプレゼントやサイン色紙、
私からは著書「パブねこ」「鉄道ねこ」の2冊をセットで提供しています。
応募されてみてはいかがでしょう。



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お別れ [猫]

今朝、22歳の長寿猫、chokiが虹の橋をわたりました。
書いているだけで、悲しくなります。
確かに、猫の平均寿命からしたら長生きで、動物病院の先生にも
ウチの患者さんの中では最高記録かも、と言われもしましたが。

最後の数年は闘病生活でした。
7年くらい前に脳腫瘍になり、眼球と腫瘍の摘出手術をしました。
結局腫瘍が取りきれず、結局その後再手術を2度しました。
残念なことに、完治とはならず、腫瘍は育っていき、
猫は年をとり、体力もおちていき、さらに病気のせいで、
もはや見えていない残った目にも穴があき、水晶体から水が抜けていきました。

最後の半年は自力で食事もままならず、オムツで、体もねじれて
まともにあるいたり立ち上がることも出来ませんでした。

おじいちゃんなのに、すごく頑張ったと思います。
褒めてあげたい。

私が今まで猫の本「しろねこ」「鉄道ねこ」「パブねこ」
さらに今は中古でしか手に入りませんが
「英国猫まみれ紀行」を作る原動力になったのは、
3年前になくなった、キジトラの男の子とこの茶白の長毛のおかげです。

私の好きな英国に暮らす、飼い主に愛されている、
ちょっとユニークな場所に住む猫たちのシリーズ。
取材旅行の際はいつも家族とお留守番をして待っていてくれました。
もう、会えませんが、形にならない、言葉にならない、
でも幸せの素をたくさんもらいました。

感謝で一杯です。
今、猫を飼っているみなさんがうらやましい。
いっぱい愛してくださいね。
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2009年、2匹が元気だったころ。

ジュネーヴの猫 [猫]

1ヶ月以上、ブログに手がつけられませんでした。反省。

海外出張取材から戻るや否や、身内の不幸が重なり、
仕事も山積。とにかくここ数年ないくらいどたばたした夏でした。

6-7月の海外も、ゆっくり観光するということのない仕事モード。
連日取材を英国内で繰り返していました。
そのあと1週間、スイスのジュネ-ヴとルクセンブルクでは
観光客になって過ごしました。

ジュネーヴは、数年前にFacebookで知り合った
スイス人から2年越しに「遊びにおいでよ」というのを
受けて行ってきました。
ジュネ-ヴの街中のアパートにご家族で住んでいる人なのですが、
アパートの7階はさらに中が2階建てというふしぎなつくり。
今は海外在住という娘さんのお部屋をそのまんま3泊分貸してくれました。
Facebookとメールでやりとりはあったものの、会うのは初めて。
初対面の外国人にもとても親切でした。

ジュネーヴの1日目はルマン湖周辺をぶらぶら歩きし、
のみの市をひやかしたりして過ごしました。
2日目、その知人が「秋にきのこ狩りをしにいく山があるから行こう」と
誘うので付いていきました。
その人はサンダル履きで、Tシャツに半ズボン。
そんなに軽装なら私でも大丈夫かと思ったのですが、向かったのはこの山。
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普段1時間で登れるといいましたが、上に向かうにしたがって斜面が
きつくなり、這いつくばるようにしないと登れない場所も何箇所もありました。
行き交う人は、登山用のステッキ(?)にトレッキングシューズの本格スタイル。
倍以上の2時間半かかって頂上へ。
でもその頂上はなぜかのどかな草原でした。
さそわれるままにそこを進むと現れたのはレストラン。
その脇にはしっかりアスファルトで舗装された車道がありました・・・。
もちろん帰り道も急な山道をおっかなびっくり歩いて帰りました。

初めてのジュネーヴでなごませてくれたのは猫。
この家には猫が飼われていたのです。
ミブレットという女の子。最初はかなり警戒していましたが、
1日経つと、どんどん部屋の中に入ってきて勝手に
遊んでいきました。
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招き猫で迎春 [猫]

明けましておめでとうございます。
2012年がスタートしました。
昨年は震災など、いろいろと厳しい状況がありました。

ですが予定通り5月に英国へ取材旅行に向かい、現在単行本『鉄道ねこ』は制作進行中。
発売中の雑誌『猫びより』には取材の一部を記事にして掲載しています。

なにかと猫にはお世話になっています。
というわけで、ここ何年も、お正月のお参りは招き猫ゆかりの豪徳寺です。
招き猫に関わる神社は浅草にありますが、お正月といえども比較的静かな
豪徳寺が気に入っています。
屋台も、お線香とお花、招き猫、甘酒、おととしくらいから「招き猫もなか」も売り出しましたが
そのくらいです。

我が家の猫がかなりの高齢なのと病気がちなので、
猫たちと家族の健康をお祈りしてきました。
でもなぜか、お寺には犬連れでやってくる人をちらほらと見かけました。

このお寺の絵馬は、干支の動物+招き猫。
去年は2匹のうさぎと招き猫でしたが、今年は勇ましい龍と、のほほんとした
招き猫の妙なマッチングの絵馬でした。

ブログを読んでくださっているみなさんにとっても、良い年でありますように。
写真は、豪徳寺内にある、招き猫の奉納所。
招き猫は普通、1年お役目を済ませるとここに奉納され、持ち主は、
奉納したものよりひとまわり大きい招き猫を購入して家に飾ります。
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ホストねこ [猫]

スコットランドのハイランド地方を訪ねました。
ネッシーで有名なネス湖よりさらに北上。
Broraというところ。海岸線にある田舎です。

宿の窓からは海が見えます。
海の手前は牧草地。普段は羊の放牧が行われています。

さてこの宿。白黒の猫がいます。
オス・・・だった猫。3081773とってもフレンドリー。
まず、到着したら玄関にお出迎え。
お茶を出してくれる宿のオーナーとともにリビングルームについてきます。
その後も室内を歩き回り、一晩のお客さんをチェックしながら歓迎してくれます。

一晩あけて、朝。
たっぷりの朝食。オレンジジュースにオーツポリッジ(お粥。スコットランドのは、
オーツ麦に水、ミルクで煮、クリームが入り、塩をふって食べます。私は好き。
イングランドではB&Bの朝食にはあまり出てきません)。
そして卵料理、ベーコン、マッシュルームやトマトを焼いたもの。ベークドビーンズ。
私は苦手ですが、血のソーセージ、ブラックプディングなど。

その朝食時間にもStickはやってきます。
朝食のおすそ分けはできませんが、いっしょに朝食の時間を楽しむのは大歓迎。
食後、出発の荷造りをしていたら部屋にもやってきました。
もう2泊くらいしたいところですが、残念。
宿を出るときにはまた、玄関まで見送りにきてくれました。
宿のホストを立派につとめる、Stickなのでした。
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この宿のウェブサイトはこちら:
www.culgowerhouse.com

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