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ウェールズの山岳(?)トラム [英国 鉄道 制服]

5月の終わり、英国取材の合間にちょっとだけ時間ができました。
ウェールズにいたのですが、気になっていたものが。
それは登山トラム。
ウェールズの海岸リゾートにあるLlandudno(いつもうまく発音できないスランドゥドゥノ)にある
山(というか丘)を上っていくのです。取材先だった場所からさらに電車で移動した
その町の駅は、無人駅でした。

トラムの駅は、ちゃんと駅員さんがいました。1時間に2本程度の割合で運行があるようでした。
住宅街をスタートして一度途中駅で乗り換え(箱根のようなスイッチバックではなく、
乗り換えるのです)て、頂上を目指します。
乗っている時間はおそらくトータルで20分くらいですが、はじめは住宅地や車の脇を
通り抜けながら、いつしか回りは木が1本も生えていない丘の上に。

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ものすごくゆっくりです。
ヒル・ウォーキングをしている人に追い越されることもあるほど。
でも、ぐいぐいと高い場所に向かい、家並みが遠くなり、
眼下に海が見えるのはとても気持ちがいいものです。
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ただし、ものすごく、寒かった。トラムの運転手もダウンジャケットを着ていたほどです。
5月下旬のウェールズ自体寒かったのですが、
私はユニクロのヒートテック、シャツ、カーディガン、コットンパーカ、ナイロンパーカ、
ストールに帽子とありったけのフル装備。
それでも寒風ふきすさび(海から吹き上げてくる風も強くて)、トラムの終点、
頂上にたどり着いてトラムを降りると、風に吹き飛ばされそうでした。

それでも楽しかったです。
再びトラムに乗って戻ると、ホームにはパフォーマンスつきの女性合唱団がいて、
振り付きで熱唱していました。服装もバラバラ、年齢層も幅広い。
このトラムのためのアトラクションではなかったようですが、
元気よく歌う姿に冷たくなったからだが温まるようでした。
ウェールズは昔から、合唱が盛んだとききました。
こんな形で聴くことになるとは思いませんでしたが、楽しいひとときでした。
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午前10時に到着し、昼過ぎにはロンドン行きの電車に飛び乗るという
超短時間滞在。あいにくお天気は悪かったのですが、来てよかったです。

オリエント急行で英国内日帰り旅行 その1 [英国 鉄道 制服]

英国いちのゴージャス鉄道旅行といえば、オリエント急行(エクスプレス)の旅。
鉄道ファンじゃなくても、一度はためしてみたいもの。
で、私も一度だけ。数年前より円高となった今が、お得に乗るチャンスです。
車両は、蒸気機関車タイプとディーゼルとありますが、どちらも
アールヌーボー調インテリアで、ロンドンの老舗ホテルの味わいもあり。

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車内のしつらえの優雅さや、動くレストランともいえるような、素晴らしいサービスと
ともに味わえるお料理、ゆったりのんびりの車中の時間。
制服スタッフのおもてなしもスマートです。

まず、その1として制服ウォッチング。
案内係、給仕係のきびきびとした仕事ぶりも気持ちいいです。
午前9時には出発してしまう列車に乗り込むと、まずは食前酒がサーヴされ、
そのあと朝食となるのですが、食べ物に関してはまた後日。

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シェフは思いのほか狭いキッチンで見事にお料理を作ります。
撮影してもいいよと言ってくれたので、1枚。

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こういうところについ、目が行ってしまう私。
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この画像はトイレの床。モザイクタイルでできていますが、なんとペガサスの絵に。
しかも車両ごとに違うんです。こういう凝ったところがまた憎い。
車両ごとに、座席の椅子の柄もちがうんですけれどもね。

*日帰りオリエント急行の旅については「鉄道でめぐる 英国自然派ホリデー」に詳しく書いています。


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