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イベントとお菓子 [英国パブリック・スクール]

『英国パブリック・スクールへようこそ!』が
ようやく発売になりました。

いろいろあって発売予定が当初より、4カ月以上遅れてしまいましたが、
今はほっとしています。

このブログとtwitterで出版イベントの告知をしたところ、
予想外に早く、予定数に達してしまい、先週申し込みを締め切らせて
頂きました。

当日は、本に載せきれなかった取材画像をスライドショーで
お見せしたり、日本の図書館でも見られないと思う、
イートン・カレッジとハロウ・スクールの資料本、
実際にイートン生が身に着けていた、特別なカラーとタイを
持参します。

当日は茶話会の形で、読者同士で交流していただいたり、
質問があればわかる範囲でお答えしようと思っていますが、
目玉はお茶菓子です!

会場となる大森の葡萄屋ギャラリー内のティールームは、
紅茶と英国菓子を出すお店ですが、
今回のイベントのために新刊にちなんだ「イートン・メス」と、
その他あまり日本のカフェでは食べることのできない
焼き菓子2種をご用意。
私はオーツケーキ(ケーキという名でも、甘くない、
大麦でできたビスケットです)とチーズを出します。

ちなみにイートン・メスはイートン・カレッジ発祥といわれる英国の
デザートですが、私が英国で食べた時、ただの一度も同じ形状、同じレシピで
出てきたためしがなかったお菓子です。
基本は生クリームといちご、メレンゲを混ぜたものですが、
山のようなクリームのなかに、イチゴひとかけなんてものから、
オシャレな小さなグラスにラズベリーとクリーム、メレンゲ棒が
刺さっていたり。私の中ではクリーム、メレンゲにフレッシュベリーが
ほどよくミックスされたもの、ですが、それが正統派という
わけでもないようです。
etonmess.jpg

2004年に出版した『英国お菓子めぐり』では、上記のクリーム、メレンゲ、
イチゴのみのオーソドックスなレシピを紹介しましたが、
ジェイミー・オリバーのオリジナル・レシピではミックスベリーに
ナッツ、チョコレートソースも掛かったボリュームたっぷりの一品でした。

当日はどんなイートン・メスになるかはお楽しみ、です。



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