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写真でみる英国大聖堂とゆかりの猫たち [英国 猫]

前回もお伝えしましたが、ようやく発売日が決定しました。
8月1日です。

amazonでは
『写真でみる 英国大聖堂とゆかりの猫たち」
https://amazon.co.jp/dp/4775320521

として、予約を受け付けています。
あまり部数が多くないので、確実に入手するのには予約をおすすめします。
以前出した『美しき英国パブリック・スクール』は
半年で完売、増刷していただけなかったので、私自身も今の手持ち数冊
しかありません。
店頭では、出版社の意向で猫のコーナーではなく、一般書(大型店では人文)コーナー
に置かれると思いますが、発売されてみないとなんとも…。

今回の表紙は、エクセター・カテドラル。
実は、実際にはエクセター・カテドラルは訪問していないのですが、
このカテドラルの著書もあり、カテドラルのウェブサイトでも撮影を行って
いるダイアン・A・ウォーカーさんという方の写真です。
ダイアンさんとは、写真のご提供だけでなく半年以上に渡るメールのやりとりをして、
私の疑問に答えていただkたりもしました。

エクセター・カテドラルには、内部のドアに不思議な穴が開いていて、
これをくぐろうとする猫の画像があったのですが、
この猫の存在は謎でした。
また、ウェブサイトではステイプルトンという猫がブログを
書いているのですが、ステイプルトンの存在も確認できませんでした。

これらの答えのヒントをくれたのが、ダイアンさん。
本をお読みいただけると、その謎が解けます。
お楽しみに。
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画像は本のカバー(表裏含む)です。実物はもっとヴィヴィッドな色合いです。s-cover.jpg


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GINZA7月号と新刊について [英国 制服 ]

半年以上ぶりのご無沙汰です。

まだこのブログを見ていてくださる方がいるとしたら、大感謝としかいいようがありません。
ブログを更新するまでには、言い訳になりますが
自分の不調、家族の入院などがあり、いろいろ大変でした。

最後の更新をしてからずいぶん経ちますが、
新刊のための企画立ち上げ、ペンディング、方向性を変えての再チャレンジを
経て、ようやく7月に新紀元社から
『英国大聖堂とゆかりの猫たち』が発売決定となりました。

詳細は、今週から徐々にお知らせしていきますね。

そのまえに少々情報を。
現在発売中のGinza7月号の特集記事のため、取材をお受けしました。
ファッショントレンドに、「ユニフォーム」が上がっているとか。
そのなかのひとつとして英国制服がピックアップされたのです。

特集そのものも読みごたえがあるので、興味のある方はぜひ。IMG_4260.jpg
IMG_4261.jpg

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エリザベス女王

エリザベス(二世)女王が、9月8日、ご逝去されました。
大変残念に思います。

つい数日前、英国の新首相を任命する画像をニュースで見たばかりだったので、
まさかという思いが大きかったです。回復されて、100歳まではお元気で
過ごされるかと思っていました。
体調不安のニュースをSNSで見た時心配でしたが、あまりにも突然のことに
本当に驚きました。
最後の最後まで、女王の責務を全うして尊敬に値します。

最近、エリザベス女王のドキュメンタリーやダイアナ元妃の映画などを
見る機会があったため、余計に近い存在と勝手に感じていました。
プラチナジュビリーの時の、くまのパディントンとの共演も記憶に新しい
ですし、あのPR動画やロンドン・オリンピックの際の、ジェームズ・ボンド
との共演もとてもチャーミングでした。
高齢になってもさまざまな公務を行われ、国民との近い距離が
多くの人に愛されたのもとてもよく理解できます。
そもそも、私たちが生まれた時から英国の国王、女王はエリザベス女王。
ゆるぎない英国の顔でした。
IMG_2512.jpg

私がいちばん近い距離で、リアルにエリザベス女王を拝見したのは一度きり。
2009年に出版した『英国男子制服コレクション』の取材のために
女王の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー trooping the colour」
という王室行事を取材していた時、2008年のことです。
バッキンガム宮殿に向かうロイヤルファミリーのパレードの
撮影(撮影は横山明美さん)をアシストする形で参加。
本当は軍の礼服の兵士たちの撮影のためでしたが、もちろんロイヤルファミリー
を近くで拝見する絶好のチャンスでもありました。

本にも掲載しましたが、オープンスタイルの馬車で集まった人々に
手を振るエリザベス女王とエディンバラ公の姿、そのあとベランダに出て
ファミリーの中心に立つ女王の姿が忘れられません。
今はお二人、虹の向こうで再開されていらっしゃるでしょうか。



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スペンサー ダイアナの決意 [英国]

前回ご紹介した英国映画は、故ダイアナ妃のドキュメンタリーでした。
今回は、同じくダイアナ妃が主人公ですが、エリザベス女王の別邸
サンドリンガムで過ごしたあるクリスマスの3日間を描いた作品
「スペンサー ダイアナの決意」
その3日間での、ダイアナの心の揺れ、ある決心を描いたものですが、
特別な大事件が起こるわけではありません。

ロイヤルファミリーの儀式的なクリスマスで、ダイアナはほぼ笑顔がありません。
チャールズ皇太子との仲はすでに(浮気発覚で)冷え切り、
クリスマスもダイアナが望むような温かいアットホームなものでも
なく、ダイアナは好きではないハンティングに息子たちは連れ出されている。
エリザベス女王とも、距離感のある関係で、分かり合えそうもない。
そういった積み重ねが、じわじわと見ている者にも重い感情を抱かせます。
ダイアナの心の叫びを聞くのです。

「ここは私のいる場所ではない」と。

20歳で華やかなロイヤルウエディングを行ったダイアナですが、
厳しい現実にさらされ、王室との離別は息子たちとの別れになるわけで、
我慢に我慢を続けた辛さが拒食症を引き起こすなど、後に周知のことと
なりましたが、映画で描かれた時期はまだ最終決定を下すタイミング
ではなかったと思います。
ブログスペンサーIMG_2376.jpg

このダイアナの様子を、クリステン・スチュワートは少ないセリフで
見事に体現していると思います。また、豪華なドレスの時でも、
カジュアルな服装でも、そのしぐさやまなざしは実際のダイアナと
二重写しになってくる感覚です。
「トワイライト」シリーズや「チャーリーズ・エンジェル」に
比べると、同じ俳優とは思えない変貌ぶりです。
ぜひその素晴らしい演技を見てほしいです。

監督はチリ人のパブロ・ラライン、クリスティンはアメリカ人、
メイキャップは日本人の吉原若葉さん、撮影はスペインのお城と
国際色豊かですが、英国色が色濃く出たらしいビジュアルには驚かされます。

英国人俳優ももちろん出演していて、侍従やくのてぃもしー・スポール、
チャールズ皇太子役のジャック・ファーシング、ダイアナの
サンドリンガムでの唯一の心許せる衣装係にサリー・ホーキンス。
そして音楽はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。

公開は10月14日です。
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プリンセス・ダイアナ [英国映画]

この秋、2本の王室関連映画が公開になります。
先日「ヴィクトリア女王」のドキュメンタリー映画の紹介をしましたが、
今回はダイアナ妃のもので「プリンセス・ダイアナ」。
プリンセス・ダイアナ.jpg

結婚前のダイアナさんの姿から、悲劇の日までをアーカイヴ映像で綴ったものです。
想像していたよりも、淡々と映し出され、映像やナレーションも押さえがちですが、
十分にドラマティックな彼女の短い人生。

世間をあまり知らないお嬢さま(といっても、ナニーや幼稚園の先生をしていた)が、
世界中が注目する英国王室のプリンセスになり、その美しいウエディング姿は
世界中を沸かせました。まさに、物語の主人公のようでした。

でも現実は厳しく、二人の息子に恵まれたものの、チャールズ皇太子の不倫で
ふたりの関係はどんどん冷え込んでいく。離婚後、自分らしく生きる道を見つけたかに
思えたのに、悲劇が起こる。若く美しいままで、人々の記憶に刻まれた彼女のリアルな
表情が収められています。
この映画の公開が9月30日、その二週間後には、ダイアナさんの視点で描かれた
「スペンサー ダイアナの決意」が公開になります。
クリステン・スチュワートのダイアナさんへのなりきりぶりが話題になって
いますが、予告編をみただけでもびっくりです。

昔は、一国の王子の妃になるということは、夢物語であり、女の子の幸せの
ように思えました。でも華やかさの裏にある、さまざまな国の王妃や王子の妃、
プリンセスたちの一般人とはまた次元の違う苦悩について、考えさせられます。
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