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秋の英国映画 ビルド・ア・ガール

すっかりご無沙汰してしまい、今も読んでくださっている方がいたら、
申し訳ない気持ちです。

職域接種で6月、7月のワクチンは平均以上に副反応が出てぐったりの夏でした。

そうこう言っている間に秋。
ダニエル・クレイグ最後のボンド姿を拝める007が公開になりファンを歓喜させて
いますが、ほかにも気になる作品が。

家が貧しく、学校ではあまり目立たない、
それでも図書館の本を全部読むほどで文才のある女子高生が、
ロック雑誌のライターになるというお話
『ビルド・ア・ガール』が今月公開になります。
https://buildagirl.jp/

ぽっちゃり体系の眼鏡女子が服装を変え、自分を解き放ち
大胆になっていくさまは痛快。
けれどもなりたかったもの、手に入れたかったものがすべて
自分のものになるわけではありません。そういう部分も含め、
観る人を鼓舞してくれるような内容です。
クセのある英語、全編に流れるロックナンバー、1990年代後半の
カルチャーなど、英国ファンには見逃せない1本です。
実は私も昔音楽誌でインタビューなどしたことがあり、
その頃を思い出したりしました。
主人公ジョアンナを演じるのは、アメリカ人女優ビーニー・フェルドスタイン。
彼女が恋するロックスターは『ゲーム・オブ・スローンズ』でシオン・グレイジョイ役
でを演じたアルフィー・アレン。今回は、芯の通ったかっこいい役です。
エマ・トンプソンも登場し、締めるところを締めてくれます。

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ピーターラビット2

本来なら昨年公開しているはずだった、ビアトリクス・ポターの絵本を基にした映画
「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」がついに今月末(2021年6月25日)公開に。
英国成分がほしいあなたに、「ジェントルメン」そしてこの作品を。

今度のピーターラビットは、大好きなビアとトーマス・マグレガーが結婚し、
暴れん坊ぶりを押さえていたものの、ある誤解からふたりに反発、
街のウサギ、バーナバスと接近。バーナバスはピーターの父の友人で、
父親のイメージを重ねて懐くが、実は彼はギャングのドン。
大きな強盗計画を実行に移そうと、ピーターと仲間たちを引き入れるのです。
その結果大変なことに!
s-s-Sub4_R.jpg
と、よからぬ雰囲気が漂いますが、
「2」ではトーマスがビアと結婚(ビアのシンプルなウェディングドレスと、
花のティアラがチャーミング)。
新たにふたりが始めた可愛い村のおもちゃ屋さんが
出てきたり、ビアのウサギたちを描いた自主製作絵本が大出版社に
認められたり(これもトラブルのもとに)というエピソードもあります。
舞台も都会と田舎を行き来して、スピーディーな展開。
s-s-Main_R.jpg
もちろん、CGを使ったもっふもふ、かつ表情豊かな動物たちの可愛さや、
それに見合わぬ?派手なアクション、ピーターの強烈な飛び蹴りも健在です。
https://www.peterrabbit-movie.jp/

*画像使用は配給元の許可済みです。
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ジェラルド・バトラーとグリーンランド [映画]

長引くコロナ、英国取材は去年、今年と2年連続で断念しました。

映画の紹介記事を某誌にかいているおかげで、試写も見られるのですが、
これも、オンライン試写が増え、PCを通して小さな画面になりました。

久々に大きなスクリーンで見た試写が、ディザスター映画
「グリーンランド」です(6月公開予定)。
主演はスコットランド人俳優ジェラルド・バトラー。
ある日突然、彗星群が地球を直撃。
人々が逃げ惑う中、シェルターへ入ることのできる
市民として選ばれたジョン・ギャリティ(ジェラルド)一家。
ところが息子ネイサンの持病のせいで、移動の飛行機に乗る直前
搭乗を止められ、人々がごった返す軍の施設近くで、
妻子とはぐれてしまう。家族は再び出会い、シェルターがあると
される地、グリーンランドへたどりつけるのか?
という話です。

この作品の特筆すべき点は、主人公がヒーローでも
なんでもなく、ひたすら家族と生き延びたいと願う
一般市民だというところ。
「自分が選ばれた家族」であるとの連絡が入り、車で指定場所に
向かおうとすると、それを知った近所の人たちが駆け寄り、
「娘だけでも連れて行ってくれ」と懇願しますが、
連れて行っても家族でないのがわかってしまい、
結局家族ちりぢりになると考え、これを拒否します。
その後、息子の件で逆の事態にも遭遇します。

主人公なのに、そんな手をつかってまでも?
と思うシーンも何度か出てきますが、本当にこんな
事態になったら家族第一、自分が助かりたい、と
いうのは事実だと思うので、観ていて複雑な心境になります。
主人公だけでなく、他の一般市民もこういう状況に陥ると
心がゆがみ、なりふり構わない…というのを感じます。
それと、小ネタになりますが、主人公が他の人たちと
移動中のトラックの中で、「お前はどこから来た?」と
言われ「アトランタから」と答えたものの、質問した
男はどうも彼を移民と考え(おそらくはスコットランド訛り)、
彼が「選ばれた」ことを不満に思ったのではないか?
と推測されるようなシーンがあり、はっとしました。
要するに自分を中心として、出身地や出生地、人種、階級、
思想、宗教などで「自分の方が」と思う心です。

実はこういうことって、自然災害だけでなく、
戦争や疫病の蔓延などでも起こりうることで、自分の身を守るために
どんな行動を起こしてしまうか、考えさせられる作品でした。
事実、コロナで酸素ボンベが不足し、病院でも略奪が起こる
事態には、ニュースを見て苦しくなりました。
コロナの蔓延により、余計に自分と違う人に対する寛容さが
世界各地でより薄れてきているようで、そういう意味での恐怖も
感じずにはいられません。

すこしでもこういう状況が減り、不安の少ない世界になってほしいです。

映画サイト
https://greenland-movie.jp/
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ジェントルメン

GW,都市によってはイベントの中止、映画館のクローズが
続いています。

大作は、公開のペンディング状態のものが少なくありません。

そんな中、公開される予定の英国映画があります。
もし、GW中にコロナにまつわるさらなる問題が
起きなければ英国映画「ジェントルメン」が
公開されるはずです。

この作品は、ロンドンのマリファナ王が引退するという
噂が広まり、利権をその後だれが手にするのか?で
さまざまなジェントルメン(というタイトルですが、ワルども)が
騙し、裏切り、出し抜き、最後に笑うのは誰?
というスリリングな話です。

映画の冒頭は、レトロスタイルのパブですし、
パブリックスクールや名門大学を足掛かりに、
裏では金繰りに悩む貴族をもひそかに
巻き込んでトップに上り詰めたミッキー(マシュー・マコノヒー)。
彼を巡るジェントルメンたちが、
チャーリー・ハナム、ヒュー・グラント、コリン・ファレルら
豪華俳優陣。監督はガイ・リッチー。

よくも悪くも英国らしい小ネタが所々に差し込まれているので、
英国映画ファンは絶対に楽しめるはずです。

私も冒頭から「ああ、パブでピクルド・エッグを食べながら
エールを飲みたい」などと思ってしまいました。

ジェントルメンは、5月7日公開予定。
公式サイト
https://www.gentlemen-movie.jp/

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漫画家・山下和美さんの個展とプロジェクト

先日、漫画家・山下和美さんの原画展に行ってきました。
私は「天才柳沢教授の生活」のファンなのです。
ヴァニラ画廊というギャラリーで4月18日まで開催されていますが、
予約制なので、ご興味ある方は画廊のサイトのチェックをお勧めします。

手書き原稿の細かく美しい絵はやはり素敵でした。
そして驚いたのはデビュー前の作品、某ロックバンドを
描いたお話の数ページが展示されているのですが、
私の世代には懐かしかったです。

IMG_8618.jpg

さて、山下さんの最近の活動には
「旧尾崎邸保存プロジェクト」というものがあり、
これはURLをご覧になるとわかりますが、
世田谷の、築100年といわれる美しい洋館を保存しようというものです。

私は毎年、招き猫で有名な豪徳寺にお参りにいくのですが、
そのすぐ近くにこの洋館があり、昨年取り壊しの看板が
出た時にはショックでした。その後、まず保存の署名活動があり、
これに参加したあと、動向が微妙な動きののち、保存が決定。
さらに今月から保存のための寄付活動が始まりました。

プロジェクトの寄付にはリターン付きがあり、
私は準備が整った暁には「洋館でティータイム」を
夢見て寄付をしました。

英国ではナショナルトラストやイングリッシュ・ヘリテージなどといった、
歴史的に貴重な風景、エリア、建物などを保存する団体の活動が
活発で、その恩恵で中世やヴィクトリア時代の素晴らしい
建物を楽しむことができます。
でも日本ではそれが個人のものだったりすると、相続税が
払えず売却、ほとんどが建物は壊され、更地になります。

昨年は森鴎外の東京の家屋敷を保存しつつ、同じ敷地にあった
ホテルが廃業。鴎外邸は、移築したいとの新聞記事を読みましたが、
それもどうなるか不明です。
そんな寂しいことが、少しでも減り、古きよきものを残したい。
この洋館は家からも気軽に行ける場所でもあるので、
この活動に賛同しようと思いました。
よかったらこの洋館のことを知ってください。

旧尾崎邸保存プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/Ozakitei

山下さんによる実話マンガもこちらに。
http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/youkan.html

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