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ライオット・クラブ [英国映画]

暑さと忙しさを言い訳にして申し訳ないのですが、
今更ながらの映画のご紹介です。

「ライオットクラブ」
これは、英国が誇る名門大学、オックスフォード大学の中でも
選ばれしエリート学生のみが入会を許される「ライオット・クラブ」。
彼らの優秀さ、美しさとともに描き出される高慢と醜悪、その果てに
何を起こしたかが描かれる問題作です。

私はこの作品をロンドンで『POSH』というタイトルで見ました。
映像化にあたり、どんなふうになったのか、とても気になっていました。
舞台の英語は私にはハードルが高く、映画は字幕があるので、
わかりやすかったです。
メインキャスト2人のバックグラウンドも、映画はより詳しく描かれて
いたように感じましたし、ロケも美しかったです。
IMG_4881.JPG
上映は、新宿のシネマカリテで、カリテ・ファンタスティック・シネマ・
コレクションという特集上映での上映でした。
上映日によってはゲストのトークが行われるのですが、
私はハリー杉山さんのゲストトークの日に鑑賞しました。
ハリー杉山さんは、卒業生の多くがオックスフォード、ケンブリッジ大学に
進学する超優秀パブリックスクールの出身。
ポッシュ、いわゆるハイソな英国人の上から目線をご存知の立場です。
そのうえ、この映画の撮影にはその学校、ウィンチェスター校も
使われたといいます。その日のトークがここにあるので、
ぜひチェックされると良いと思います。インタビュー内容はこちら。
facebook.com/riotclubjp/

そして、このブログをお読みになってからでは間に合うかわかりませんが、
明日8月19日の10amがこの特集上映の最終上映です。
でも、このプログラムは毎度満席状態が続いたようなので、
DVD化されるのではないでしょうか。出たら私も購入したいです。
実は、年内に発売予定の単行本は、オックスブリッジ進学者の多い、
パブリックスクール関連本なので、いろいろと思うところもありました。

この夏以降、英国映画も興味深いものが。
上映中の『ハイ・ライズ』はトム・ヒドルストン主演。
ある高級マンションの住人たちのマウンティング…こちらも
ある種の階級闘争が描かれます。
原作は英国人SF作家、JGバラード。

英国の女性作家で日本人にも人気の高い、
ジェーン・オースティンの名作を、驚くようなアレンジにした
『高慢と偏見とゾンビ』も公開待機中。
タイトルからわかるように、『高慢と偏見』が
モティーフなのですが、物語が描かれる世界には、
ゾンビが蔓延していて、姉妹はカンフーでゾンビを
なぎ倒すというすごい世界。
それでいて、ミスター・ダーシーとの恋も進行するのです。
そんな展開ではありますが、見ていてスカッとします。
おすすめです。
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