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「猫びより」に「鉄道ねこ/Railway Cat」 [英国 猫]

今まさに、単行本の大詰めです。
「鉄道ねこ」は2月頭の発売予定で、年末ドタバタしています。
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12月12日に猫の専門雑誌「猫びより」が発売されます。
ここには、私の単行本よりひとあし先に「鉄道ねこ」の記事が掲載されます。
「猫びより」はサイズは私の単行本より大きいですが、ここでは6ページの記事(単行本は144ページ)
なので、メインの取材先の猫をざっくり紹介しています。
単行本には掲載していない写真もあります。

取材先のほとんどが、観光列車なので、オフシーズンの冬になると、運行しない鉄道もあります。
でも、クリスマス前は「サンタ列車」なるものを走らせる鉄道も多いのです。
そう、サンタさんが列車に乗り込んできて、子どもたちが大喜びするのです。
そんな写真がないのが残念ですが、雪の中を走る蒸気機関車とサンタ。
想像するだけで、英国の冬のイメージが膨らみます。

そういえば先日フジテレビの「めざましどようび」の人気コーナー「どようびのにゃんこ」に、
震災で被害を受けた鉄道路線の駅のにゃんこが登場していました。
実は私は、英国の「鉄道ねこ」には会いに行きましたが、日本の「駅ねこ」にはまだ
お目にかかっていないのです。ごあいさつしに行きたいなあと思っていますが、
なかなかチャンスがありません。

ニャン便箋 [英国 猫]

『しろねこ』の中に、私がリクエストして掲載させてもらった
猫をモデルにした銅版画があります。
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お城に住む猫をイメージした、猫王様、猫女王、猫王子の銅版画です。
これを便箋にアレンジしたものを、銅版画家の松本里美さんが昨年の
出版イベント時、販売して大人気だったのですが、
都内でも何箇所かで販売されるようになりました。
絵柄は本に掲載されたものと同じですが、色味がちょっと違っていて、
横書き用にラインが入っています。仲間うちではニャン便箋と呼んでいます。
横書きなので、私は海外の猫好きの友人などにプレゼントしたら
喜ばれました。送るのにも軽くて便利ですし。
王と女王のツーショット版と王子のと、二種類あって各260円。
こちらだと売り切れなければいつでも買えるようです。
http://firstlight.web.infoseek.co.jp/

場所は東京、大森。興味のある方はぜひ。

また、松本里美さんの個展やイベントでも販売することがあるので、
彼女の作品をもっと見たい、ニャン便箋をゲットしたいという人は
このブログを読んでみては?展覧会情報など出ています。
http://eggdays.exblog.jp/

追悼・BORIS [英国 猫]

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とても残念なニュースが届きました。
『しろねこ』の表紙を飾ってくれた、英国・スキップトン城の猫、
ボリスが先日(11月2日)亡くなりました。
飼い主のセバスチャンさんにとって辛かったであろうことは、
その前日、お父様も亡くなったので二重の哀しみに包まれてしまったことです。

お父様を亡くされたことをボリスに癒して欲しかっただろうと思います。

でも、ボリスはきっと、お父様が寂しくないように、セバスチャンさんのかわりに
付いていってあげたのではないかな、と思います。

ボリスは幸せな猫でした。ガールフレンドと別れることはあっても、出会ってから最後のときまで、
ずっとセバスチャンさんと一緒。ずっと愛されたまま暮らしました。
その姿をずっととどめておけるようにと願い、本の中ですがその姿はページをめくれば
いつでも見ることができるようになりました。
日本にもファンが生まれ、新聞でもツーショット写真で登場。
このうえなく愛された証がたくさん残りました。
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私もできればもう一度ボリスに会いたかったです。
撮影のときも、とても協力的なお行儀のいい猫でした。
高齢(人間で言うと100歳くらい)のせいか、物腰は落ち着いていましたが、
どこか凛とした表情が印象的でもありました。
次にスキップトン城を訪れるときは、石垣の上や木陰に、ボリスの姿を追ってしまうかもしれません。

愛された猫、ボリスのご冥福をお祈りいたします。

取材こぼればなし・六本指の猫 [英国 猫]

『しろねこ』内のコラムにも書いたのですが、
城猫訪問の旅の途中で、六本指の猫に会いました。
クロディゲートファームという名前の、元はファームハウスだったB&B。
当初は単なる「猫のいる宿」のひとつとして紹介するはずでした。
なので、B&Bに到着した後は何も考えずにそこで飼われていた2匹の可愛い猫を、
宿の部屋や庭などで撮影していました。

そのあとふと飼い主さんに「この猫たちの特徴ってどんなところですか?」と
きいたところ「キャットニップというハーブが大好きで…」なんて話して
くれていたのですが、身体的な特徴として「指が六本ある」というのです。

撮影も終わり、もう移動・・・というときに聞いてびっくり。
これはかなり珍しい!というか私は六本指の猫なんて、直接みたことは
なかったのです。

六本指の猫については、アメリカの文豪・ヘミングウェイの飼い猫が六本指だったの
だそうです。そして彼の没後もフロリダにあるヘミングウェイ博物館に、
その飼い猫の子孫が飼われているのだと聞いています。

キーウェストに行かないと、そんな猫にお目にかかる機会もないだろうと
思っていたのに何たる偶然!興奮した私は、あわてて猫の指のアップを
撮らせてもらうことにしたのですが、抱っこして指を掴まれた猫たちは
逃げ出そうとするので、なかなか上手く撮影できませんでしたが、
なんとか証拠写真を押さえることができました。

本ではあまり大きい画像を載せることができませんでしたが、
ここに掲載しておきますね。
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普通、猫の指は、真ん中の大きな肉級を取り囲む4本プラスそこよりちょっと
下に下がった場所に親指っぽいのが1本、さらに爪のない指のような突起が
あります。ここの猫には普通真ん中の大きな肉級を取り囲む4本の指が1本多く
5本あるんです。
そして親指部分も太く、毛で覆われるとミトンみたいです。

母猫はノラだったそうです。
ちなみにこのような指の猫は多指症といい、突然変異のようです。

悩める猫イベント [英国 猫]


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8月上旬に、昨年取材した猫たちの本が出ます。
タイトルは『しろねこ』(新紀元社)。

これにあわせて、英国&猫好きのみなさんと
茶話会風のイベントをしようかどうか企画中。

本に掲載できなかった写真をお見せしつつ、
カフェの方に英国風のお菓子を出していただく
といったシンプルな内容になるかと思うのですが、
いったいどの程度の方がきていただけるのか。

興味があるというかたは、niceをクリック。
参加しようかなと思われる方は私のプロフィールのところへ
お問い合わせください。
出版時期が近いので、あわただしすぎて
準備が間に合わなかったらできないかも、なんてちょっと弱気ですが
参加希望者が多ければがんばって実施しようと思っています。

8月最終週か9月の初めの土日どちらかと考えています。
「この日だったら行ける!」という希望などもご連絡いただけるとうれしいです。

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