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内容に関する新情報と修正(英国学校制服コレクション) [英国 制服 ]

『英国学校制服コレクション』、すでに手にされた方もいるのでは。 出たばかりなのですが、すでに変更のあった情報と、修正があります。 言い訳になってしまいますが。本書に掲載されている制服のひとつは、 発売のタイミングとほぼ同時期に制服がリニューアルされました。 その学校は、Eastbourne College。 紺のジャケットにズボン、女子はズタータン柄のスカートが、 本の製作時の制服でした。 ところが、本が印刷段階に入ったところで、学校から連絡があり 「本の出版にはお知らせが間に合いませんでしたが、 制服がリニューアルしました」と、URLを送ってくれたのです。 その制服、ジャケットはそのままの色ですが、男子のズボン、 女子のスカートとも、淡色の濃いベージュだったのです。 画像はこちら。 schoolblazer-uniform-eastbourne-college-5_-150x150.jpg かなり印象が違います。 明るいイメージであり、タータン柄のスカートの学校が多い中、 差別化ははかれます。 ただ、私が学校に資料を求めた時は「制服が変わるかもしれない」という 情報は頂けていませんでした。ショック…。ギリギリまで秘密だったのでしょうか。 読者の皆さんは、どちらの制服がお好きでしょうか。 当初の私の予定通り、春先に出版されていれば…と思うと 複雑な心境になりますが、いずれにしても制服は変わりました。 それからもうひとつ、これは私のミスで、お伝えするのがお恥ずかしいのですが…。 雑誌や書籍の仕事に関わってきて、毎回「ミスがありませんように」と 編集さんと自分が校正を繰り返しているのですが(私の過去の書籍を含め、 ドラマで石原さとみさんが演じたような「校閲さん」はいないのです。 中小出版社には校閲さんがいないところがまだまだあります)…。 画像を提供していただき、グラビアページに出ている学校、 アバリーホール・スクールの英語の綴りをミスってしまいました。 本来はAbberley Hall Schoolなのですが、 Abberlyhall Schoolとしてしまいました。 何度も学校ウェブサイトなどを見てきたつもりでしたが、 私の目も、担当編集の方の目もすり抜けてしまいました。 実はこの本、本来なら春先に出る予定だったのですが、コロナに加え、 諸事情が重なり、半年以上遅れてしまいました。 学校には本の到着を見計らって、お詫びメールを送ります。
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プレゼント企画スタート!+英国の学校制服チラ見せ [英国 制服 ]

連日ちょっとうるさくて申し訳ないですが、
昨日Twitterで『英国学校制服コレクション』のプレゼントが、
英国観光庁のアカウントでスタートしました。
こちらから飛べます。
https://twitter.com/VisitBritain_JP/status/1311245496049049600?s=20

さまざまな英国情報を得ることが出来る、英国観光庁のフォロー&リツイート
は、英国ファンには損はありません。ぜひどうぞ。
応募締め切りは10月5日。3名の方に当たります。

今回の本では、今までの本でできなかったこと、
他の媒体でしていなかったことがいくつもあります。
中にはイートンのハウスマスターだった方へのインタビューや、
公立学校の生徒の制服画像などもあります。
お楽しみに。
そしてチラ見せ。3つの異なる私立校の制服です。
IMG_7076.jpg

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[英国学校制服コレクション」プレゼント [英国 制服 ]

やっと秋めいてきて、風も爽やかに感じられるようになりました。

再びのご案内なのですが、
来週の10月5日に、新刊「英国学校コレクション」が発売になります。
ブログ読者の方に、先行でお知らせしますが、
これに連動して、英国観光局のtwitterアカウント 
VisitBritain Japanさん、  @VisitBritain_JP
で、プレゼント企画があります。
抽選になりますが、チェックしておいて損はありません。

以前「美しき英国パブリック・スクール」が、
刷り部数が少なめで1年未満で完売になっても増刷されず、
Amazonの中古などで元値の3倍近い価格で販売された
ことがあり、私としてはちょっと納得いかなかったのですが、
今回はそのときより部数は少なめです。

出版事情に詳しい方なら気づいているかと思いますが、
昨今の出版不況により、在庫を多く持つことは良しとされません。
初版を少なめにするのはやむを得ないのですが、ここで完売に
なった場合、また増刷なしで、中古市場で高値が付くと
いうこともじゅうぶん考えられます。

私自身も、自分用に何冊か購入予定なので、
できれば読者のみなさんには予約購入をお勧めします。
このリンク先に予約受付している、ネット書店リストがあります。
個人的には街の書店さんを応援しているので、送料無料で書店で受け取れる、
e-honを利用しています。
http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-1846-1/
よろしくお願いします。
表紙帯アリ.JPG

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英国学生制服コレクション、予告 [英国 制服 ]

新刊『英国学生コレクション』が来月発売決定です。
今のところ、店頭に並ぶのが10月6日予定です。

10年以上前、『英国男子制服コレクション』を出版したとき、
「学生服だけの本が読みたい」「女子の制服も見たい」という
声があったものの、実現できませんでした。

今考えれば、その数年後に作っておけばよかったです。
というのは、『英国男子制服コレクション』を作った数年後から
すでに学校制服の取材が厳しくなり始めたからです。
本に掲載する写真は、もちろんですが、許可が要ります。
学校取材は可能だけれど、生徒を撮影することはNG、というのが
多くの学校の暗黙のルールとなったからです。
日本でも、一般人の許可のない写真のメディア露出はかなり厳しくなりました。
10代以下ではなおさらです。

今回も、本のあとがきに書きましたが、学校のアーカイブやインスタグラムに
掲載されているものを借りて掲載することもNGという学校が多かったのです。
そのため、掲載したい学校に、何度もアプローチしたものの写真提供すら
してもらえなかったところがいくつもありました。

そんな中、ご協力いただけた学校、卒業生のご父兄のご尽力のおかげで、
制作することができました。

中でも英国王室とゆかりが深く、歴代首相や人気俳優(エディ・レッドメイン、
トム・ヒドルストンなど多数)を輩出しているイートン・カレッジに
ついては、あのテイルスーツの秘密や、学校のウェブサイトを見てもわからない
制服情報を盛り込むことができました。
楽しみにしていてください。

チラ見せ。
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1979年の英国青年たち

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映画「アウェイデイズ」は、実は2009年に英国で公開されたもの。
映画の舞台はそれよりも20年くらい前の話だけれど、
母をなくし、父と妹と暮らす19歳のカーティが主人公。
叔父の紹介で仕事に就いたが、音楽とフットボール、クラブと遊ぶことに熱心。
ある日、エコー&ザ・バニーメンのライブで知り合ったエルヴィスと
親しくなります。ふたりは音楽やアート、生死の問題まで話せる
貴重な相手としてお互いを必要としていたのです。
けれども、カーティがエルヴィスの属する、いわゆるフーリガンのような
グループに加わってから、ふたりの関係も、カーティ自身の人生も大きく
揺らぎ始めることに。

グループはフレッド・ペリーにアディダスで決め、フットボール観戦に
連れ立って向かうけれど、目的は会場や場外で暴れること。
グループのボスに認められたくて、行動がより過激になっていく。

この「アウェイデイズ」作品は、実は2009年に英国で公開されたもの。
映画の舞台はそれよりも20年くらい前の話。
孤独な魂が惹かれあうものの、それゆえに相手を傷つけてしまう。
少年ふたりの友情以上の何かを求めてもがく姿が突き刺さります。

当時を反映したファッションは今見ると新鮮で意外とオシャレ。
たっぷり使われる音楽はポスト・パンクと呼ばれるものが中心で、
主人公たちの心情と重ね合わせると切なくもあります。

ただ物語も規模や国を超えて、現代にも通じるものがあり、
なんだかやるせない。

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